NAGI RECRUIT

スタッフメッセージ

山田詩子

1963年生まれ 立命館大学卒業
1987年カレルチャペック紅茶店を創業
ティーテイスター、日本紅茶協会認定ティーインストラクター、絵本作家、イラストレーター
確かな舌と独創的なアイディアで紅茶界を牽引する紅茶のクリエイター。
世界基準で勝負できる紅茶を買い付けからブレンド、フレーバリング、パッケージデザインまで一貫して手掛ける。紅茶に関する本20冊、絵本30冊以上の著作がある。

代表取締役社長

山田詩子

大切にしていること

一口飲めば、鮮度と製茶にこだわったことが分かる紅茶を作ることに焦点をしぼり続けています。そこに妥協はしたくないですね。日本や世界の紅茶の味の基準を変えていくのが、カレルチャペックのブランドとしての使命だと燃えています。

現状、日本はもちろん世界の紅茶業界は、英国文化からの流れの素敵なティータイムというイメージ重視か、インドやスリランカなど原産地ありきのどちらかがほとんどです。当然私も、その二つの部分は大切にしています。
私はそれに加えて《真においしい紅茶とは何か》を、日本人の恵まれた味覚をいかして自らの舌でジャッジしたものを市場に出す。それこそが<カレルチャペック紅茶店>がブランドとしてこの世に存在する意義だと思っています。さらにお客様の声を、生産者に伝えて製茶してもらう、そんなもう一歩踏み込んだ受け身ではない贅沢な紅茶づくりも続けていくつもりです。

今後のビジョン

今後の夢としては、紅茶の世界で<日本が認めた味覚>が世界基準になることです。日本人はそもそも味覚の鋭さではトップレベルです。かなり細かい味の違いが分かり、その能力は世界でも群を抜いていると思います。ですから紅茶においても、その鋭さをいかして、ぜひ紅茶の味覚を鍛えることを手伝わせてもらいたいです。

紅茶は農産物ということもありいつも同じものではありません。だからこそ、その年ごとの最良の紅茶をワインのように、お客様同士が<今年のディンブラはここ数年で最高のできだよね>などと話が弾むのも夢ではないと思っています。
楽しみながらおいしい紅茶の味の基準値を上げていければうれしいです。
それについては実際に行動に移していきます。

どんな人と一緒に働きたいか

今、扱っているのは紅茶ですが、飲食のトレンドはファッションと一緒で、目まぐるしく変化するもの。ましてや日本・東京。さらに女性がお客様の中心。全てにおいてスピードと感覚の良さが必須のパワフルな仕事です。ですから自分の価値基準が固まっていて、やりたいこと、やりたくないことが具体的にある人は、向いていないと思います。お客さまやマーケットの都合に合わせて自分を変えていくことを厭わない人。これも有りだけどあれも有りかも!というように、素直に自分を変えていくことができる人がいいと思います。それから、現状女性しかいない会社ですが、みんなすごく前向きで明るいんです。勉強もよくします。冗談のキレもなかなか良く、そういう部分も必要ですね。笑顔でみんなのムードメーカーになっている人。うちでは人気者になれてしまうと思います。そういう人に、ぜひ来てほしいです。私も明るいですから。よろしくお願いします。

絵本作家、クリエイターとしての実績

山田の絵本作家デビュー作『ぶたのチェリーのおはなし』(偕成社)。出版した絵本は30冊を超えます。

カレルチャペックのパッケージの可愛らしいキャラクターをはじめブランディング戦略は未だに第一線で山田が監修。

クリエイターとして、自社商品だけにとどまらず様々なメディアともコラボ展開を続ける。